2012年7月10日火曜日

2012年07月08日 説教要旨 教会建設のプロセス

2012.07.08.Sun. 礼拝説教要旨
 

教会建設のプロセス ~ ネヘミヤ記で示されている原則
 

ネヘミヤ記 2:113:32


1)現状を見極め、展望を見定める:リーダーに委ねられた務め  2:1116

 城壁再建の思いを持ってエルサレム到着したネヘミヤは3日間を準備期間として用いました。真夜中、彼は誰にも明かさずに一人で、エルサレムの調査を実施しました(1116節)。エルサレムの悲惨な状況に関してはすでに耳にしていたネヘミヤでしたが、この時は自らの目でエルサレムの実情を確認しました。ネヘミヤがこの時点では仲間に計画を明かしていなかったのは、自らの目で現状を確認し、ビジョンを明確化した上でその思いを分かち合うことが適切であると考えたからでしょう。

 原則:教会のリーダーは一致をもって働きをスタートするために、現状を見極め、展望を見定める必要がある。

 原則:人目につかない所での準備が大切 すべての奉仕に共通して言える。

2)ビジョンの浸透と一致:リーダーから教会全体へ 2:1720

 エルサレムの現状を確認し、心に抱いていた計画に対して確信を抱いたネヘミヤは次の段階に進みます。ネヘミヤは仲間たちに、順を追って城壁再建のビジョンを伝えます。①エルサレムの悲惨な現状 今後の具体的な行動(城壁再建)③ 城壁再建の目的(結果)④ この働きに関する神の導きと保証(1718節)

 ネヘミヤの言葉を聞いた人々は、『「さあ、再建にとりかかろう」と言って、この良い仕事に着手した』(18節)とあります。人々が共通理解、一致に至って城壁再建の働きのために立ち上がったということがわかります。どんなに素晴らしいビジョンがあっても一致がなければ祝福はありません。城壁再建の働きを妨害する者たちもいましたが、ネヘミヤたちには主に在る一致と確信(20節)があったので、その奉仕を全うすることができました。

 原則:ビジョンを浸透させ、一致を持つことの大切さ。

 原則:素晴らしいビジョンは一致と士気を与える。反対者がいたり、困難とぶつかったりしても、主にある一致と確信があれば揺るぐことはない。


3)教会全体が一つの目標を共有し、11人がそれぞれの奉仕に臨む  3

 3章には、ネヘミヤの卓越したリーダーシップのもと、イスラエルとエルサレム周辺の民が城壁再建工事に取り組む様子が描写されています。彼らの奉仕には役割分担と秩序がありました。みな同じ一つの目標を持ち、一人一人が自らにあてがわれた務めを全うするために励んでいます。工事などしたことがなかったであろうレビ人や祭司、女性たちも働きに加わっています。妨害者たちの企てに対してもチームワークで乗り切り、52日という驚くべきペースで城壁再建工事は終了しました。


原則:同じ目標を共有しながらも、それぞれが担うべき務めがある。

原則:一人一人が主から委ねられた奉仕を担う時、そこには大きな祝福がある。


結び

『キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです』(エペソ4:16


『……神はみこころに従って、からだの中にそれぞれの器官を備えてくださったのです。……あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです』(2コリント12:1827※抜粋)

キリストのからだである教会を構成するメンバーには様々な人がいます。いつも具体的にアクションを起こすことができる方もいれば、弱さを覚えている方の隣人となって励ますことのできる方や、たゆまぬ祈りによって教会を支えて下さっている方もいます。主の御前に誰かが勝っていて、誰かが劣っているということはありえません。大切であるのは、どれだけ大きなことを成し遂げたかではなく、一人一人が自分にあてがわれた務めを誠実に全うしていくということではないでしょうか。主によって召されたのだから、あなたにしかできないことがあるはずです。あなたにしか愛し、伝えることができない人がいるはずです。

神様の御前に問われているのは、「あなたらくし生きたか?」ということです。

主にある一致と確信をともに共有する教会になっていきたいと思います。そして、「ともに」教会を建てあげていくその働きを共有する教会でありたいと思います。そのような教会を主は必ず祝福して下さるはずです。

当務 伝道師 浜田献

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